しめ縄の玄関への付け方は?飾る日から処分する日までを解説!

新年を迎える準備で欠かせない「しめ縄」。
でも、しめ縄を飾る時にこんなことアリませんか?
- しめ縄に付け方の決まりはあるの?
- しめ縄はどうやって固定すればいい?
- いつ飾って、いつ外せばいいの?
- 処分はどうすればいい?
毎年、なんとなくしめ縄を玄関に付けている人もいると思います。
私もその一人でした。
そこで、しめ縄の付け方などについて、調べてみました。
- しめ縄は、玄関の中心のなるべく高いところに付けるようにする。
- ドアの材質によって、ピンやフックで固定する。金属ドアにはマグネットのフックがおすすめ。
- 12月28日に飾るのが最適。外すのは1月7日また15日。地域によって異なる。
- しめ縄は神社でどんど焼きしてもらうのが処分の基本。どんと焼きに行けない時は自宅で処分できる。
それでは上記のことについて、もっと詳しくご紹介します。
しめ縄をまだ準備していない人は、以下のリンクから人気のしめ縄を確認してみてくださいね
しめ縄の玄関への付け方は?
しめ縄は、年神様を迎えるために玄関を清める神聖な飾りです。
正しい位置や向きで飾ることで、より丁寧に新年を迎えられます。
しめ縄を飾る位置と向きに決まりはあるの?
玄関の中心にできるだけ高い位置に飾るのが基本です。
扉の上部や鴨居部分に、外から見て正面になるように水平に取り付けましょう。
向きは、しめ飾りの紙垂(しで)が垂れ下がる方を下向きに取り付けます。
神様が通る“入口”を清める意味があるので、玄関の内側より外側に付けるのが一般的です。
正しい取り付け方の手順
- まず玄関まわりを清掃し、ほこりを落とす
- しめ縄を飾る位置を決める
- フックやピンで固定位置を確認
- まっすぐ水平になるよう取り付ける
- 最後に左右のバランスをチェック
取り付けは12月28日が最適です。
29日は「苦(く)」、31日は「一夜飾り」とされ、縁起が良くないので、避けましょうね。
しめ縄の固定方法(壁・ドア別の工夫)
- 金属・アルミドア:マグネットフックが便利
- ガラスや樹脂ドア:吸盤タイプや粘着式フック
- 木製の玄関ドア:押しピンや小さなフックを使用
- 壁面や軒下に飾る場合:麻ひもで軽く結び付ける
落ちにくく、壁やドアを傷つけない固定具を選びましょう。
100円ショップなどでも、季節限定のしめ縄専用フックが販売されています。
付ける時期と外すタイミング
飾り始めは12月28日頃、外すのは1月7日が一般的です。
地域によっては15日(小正月)まで飾ることもあります。
外したしめ縄は、どんど焼きなどで感謝を込めてお焚き上げしましょうね。
しめ縄を飾るときの注意点
しめ縄は「年神様をお迎えする神聖な結界」です。
飾る位置や扱いを誤ると、せっかくの意味が薄れてしまうこともあります。
ここでは、飾る際に気をつけたいポイントをまとめます。
避けるべき場所や方角
しめ縄は清らかな場所に飾るのが基本です。
- ドアの開閉でぶつかる位置
- ゴミ箱やトイレ、台所の近く
- 直射日光や雨風が強く当たる場所
これらは避けましょう。
また、南向きまたは東向きに飾るのが縁起が良いとされます。
神様が昇る太陽の方向を向くことで、より清らかなエネルギーを呼び込めると伝えられています。
地域による風習の違い
しめ縄の形や飾る期間は、地域によって少しずつ異なります。
- 関東地方:12月28日〜1月7日頃まで
- 関西地方:15日(小正月)まで飾ることも
- 九州地方:稲穂付きや輪飾りなど独自のデザインが多い
また、玄関だけでなく、神棚や車、門柱などにも飾る地域もあります。
地域の習わしを尊重しつつ、自宅の環境に合った形で飾るのが理想です。
しめ縄を“形だけ”で終わらせず、意味を理解して飾ることで、より豊かな新年を迎えられます。
飾った後のしめ縄の処分方法
しめ縄は、新年の間に神様をお迎えした大切な飾りです。
そのため、外した後も「感謝の気持ちを持って丁寧に処分する」ことが大切です。
神社でのどんど焼きとは
しめ縄やお守りを焚き上げる神事「どんど焼き」は、1月15日頃に各地の神社で行われます。
火で清めることで、神様をお送りし、1年の無病息災を祈願する意味があります。
持参するときは、ビニールや針金などの不燃物を外してから袋に入れましょう。
自宅での正しい処分方法
もし神社に持って行けない場合は、自宅で以下のように処分します。
- 白い半紙や新聞紙を敷く
- しめ縄を上に置き、塩を振ってお清めする
- 「これまで守ってくれてありがとう」と感謝を伝える
- 可燃ゴミとして処分する
この時、他のゴミと一緒に入れるのではなく、清めた状態で包み、心を込めて処分することが大切です。
できれば、どんど焼きの期間が終わる1月中に済ませると良いでしょう。
古いしめ縄を感謝の気持ちで手放すことで、新しい年への良い運気が巡ってきます。
おすすめのしめ縄を紹介!
ここからは、お手頃なおすすめのしめ縄を3種類紹介しますね。
1. 秀〆 日本製 玄関用しめ縄 笑門 商売繁盛(国産伝統)

伝統を重んじたい方に最適な国産本格仕様のしめ縄。
- 日本製・国産素材を使った伝統的なしめ縄。
- 木札「笑門」「商売繁盛」付きで縁起の良さを重視。
- 幅・高さがやや大きめで、存在感があり玄関によく映える。
- 価格は高めの部類に入るため、飾るスペース(幅・高さ)を事前に確認すると安心。
- 「しめ縄の藁がしっかりしていて長く使える感じ」
- 「飾ると玄関の雰囲気が引き締まる」
品質・伝統重視ならこの一品で安心という選択肢です。
2. 豊鶴 しめ縄リース おしゃれモダン玄関ドア用

和モダン・ドア仕様にこだわる方へ。リースタイプでインテリア性も高いしめ縄です。
- 価格帯も手を出しやすめなので初めてのしめ縄選びにも◎。
- 色味・デザインが比較的軽やかで、日常空間に溶け込みやすい。
- 円形リースデザインで、マンション玄関やモダン住宅にもマッチ。
- 伝統的な「わらの質」や「重厚感」を重視する方には、少し軽めの印象を持たれる可能性あり。
- 「モダンな玄関にぴったり」
- 「重すぎず、ドアに負担なく飾れて良い」
和×モダンのバランスを求めるなら、このデザインがよく合います。
3. 金紗飾り しめ縄リース お正月モダン玄関飾り

デザイン重視・華やかさを狙う方におすすめ。
素材や装飾にこだわったモダンタイプのしめ縄です。
- サイズ・装飾の量により価格帯は中〜やや上程度。
- インテリアとしても映えるため、「飾る楽しみ」も重視したい方に向く。
- 金紗(きんしゃ)や装飾が施され、見た目に華やかで「お正月感」が強い。
- 装飾が華やかな分、シンプルな和モダン住宅や控えめな玄関にはやや“目立ちすぎ”に感じることも。
- 「飾るだけで気分が上がる」
- 「サイズが想像以上で、玄関が一気に華やかになった」
デザイン性を重視し、玄関をお正月らしく華やかに演出したいならこのタイプ。
>>金紗飾り しめ縄リース お正月モダン玄関飾りの詳細はこちら<<
しめ縄を選ぶ時のポイント
- 玄関のサイズ(特に幅&高さ)を事前に測っておくとサイズミスマッチを防げます。
- ドア素材(木・金属・ガラス)によって固定方法を考慮する。
軽めのリースタイプなら粘着フックや吸盤でもOK。
伝統的なしめ縄なら強めのフック推奨。 - 予算・インテリアの雰囲気・飾る目的(伝統・おしゃれ・華やか)でタイプを使い分けると選びやすいです。
しめ縄の玄関への付け方まとめ
- 飾る位置は玄関の中心、外側の高い場所
- 固定はドアや壁の素材に合わせて工夫(フック・マグネットなど)
- 飾る日は12月28日頃、外すのは1月7日または15日
- 処分は神社のどんど焼き、または自宅で丁寧にお清め
この記事では、上記のような内容をお伝えしました。
しめ縄は、年神様をお迎えするための大切な“清めの飾り”です。
正しい位置と向き、固定方法、そして飾る時期を守ることで、新年をより気持ちよく迎えられます。
しめ縄を丁寧に扱うことで、家全体の空気が引き締まり、新しい年の福を招く準備が整います。
今年は意味を知って心を込めて飾り、清らかな玄関で新年を迎えましょう。

